コンサル指向

週刊モーニングに転職代理人が主人公のエンゼルバンクという漫画がある。その一コマで東大卒の転職希望者が代理人を小馬鹿にしたような態度を取るシーンがあった。先日の京大女の件もあるが、学歴を鼻にかけて他人を見下すやつは現実にも少なからずいる。そしてそういう奴らの多くはコンサルを志望する傾向がある。私の大学の同期でもコンサル志望の似たような奴がいたけど、こういうタイプの人間に対しては正直嫌悪感が沸いてくる…。
漫画の後に株式会社DENAの女性社長である南波智子氏のインタビューがあったのだが、その中で以下の記載があった。この人はコンサル出身の方だが、元コンサルの立場からそのような意見を聞けるというのは大変興味深い。

最近、やたらとコンサルっぽい人が増えてきたと思いませんか?
例えば企画会議で、立派な資料を片手に難しいカタカナ混じりのプレゼンをする人。
ロジカルシンキングが大好きで、それを仕事力だと勘違いしている人。

こういう「オレって賢いでしょ?」みたいな人って、まったく役に立たないんです。
だって、いざというとき誰からも助けてもらえないから。

一人でできる仕事なんてひとつもありせん。だから、会社の中でも外でも、
「あいつを助けてやろう」と思わせるくらいの愛嬌を持っていないと、絶対に損をします。
仕事というのは周囲のサポートを引き出してナンボなのです。

In a comic about agents for changing jobs, there was a scene about a worker who graduated from Tokyo University looks down on the agent. Such guys usually hope to be consultants. But I don't like these guys. There was also an interesting article written about people who tend to behave like consultant.