基礎的人間力を育むためには

NISSAYの宇野郁夫会長の言葉。興味深い

 20世紀最大の教育学者フレーベルは「大人になって良い仕事をする人は、皆共通点を持っている。
 それは、 
 (1)幼児の頃、遊びほうけた経験を持っている。
 (2)ものごとに熱中した経験を持っている。
 (3)そのことを温かく見守った母親との肌の触れ合いを持っている。 
 この3つの共通点こそが、『人間力』の基礎を形成するものに他ならない」と言っています。 
 フレーベルは、このために世界で初めて幼稚園をつくるのですが、幼児期の伸びやかな時期に、
 情感や情緒溢れる世界の中で育まれてこそ、人間の最も必要とする能力「志」を身につけることに
 繋がると見抜いていたのでしょう。
 
  1988年に全米の小児医科学会は「子供にはなるべくテレビを見せるべきではない」
 「見せる場合は1日2時間以内にするべき」「2歳以下には一切見させてはいけない」との声明を発表し、
 日本の同学会も2004年に同様の発表をしたそうです。一説によれば、母親がテレビを見ながら
 授乳していても、赤ちゃんに悪影響を及ぼすそうです。赤ちゃんは、心が自分から離れていることを
 本能的に察知するからでしょう。幼児へのテレビの見せすぎは、「基礎的人間力」を育む上で問題を
 生むようです。

This is an article about tips to have strong human power. Informative.