ニートの生活紹介

ギークハウスで有名なphaさんをはじめとしたニートの方々の紹介。

動画を見ると彼らが私よりも小奇麗な恰好で人とばりばりコミュニケーションを取っていることに驚いた。私の知っているニートのイメージとはかなり違うな。しかしNEET(Not currently engaged in Employment, Education or Training)の定義どおりであるのでニートであることは間違いないか。
あと、動画の序盤で、最近の若者は行動や常識が違うという発言があるがそれは本当だと思う。しかしその違いは決して悪いことではないと思う。本来ではその違いを受け入れて違いに合わせた教育をすべきなのに、安易にその違いを否定するのはいかなるものかと思う。
それから最近の若者の例に対するコメント。営業成績が悪いから頑張れといういう上司のフォローはあまりに抽象的で悪い例だろう。
人を褒める時は抽象的で良いが、改善を求める時は出来るだけ具体的ではなければ本人はどう改善したら良いか分からない。だから営業成績を叱るのではなく、営業活動のどの部分がどのように問題があったからどう直せというように出来るだけ彼の具体的な行動の改善点を示して上げるべきだったと思う。
これは子供のテストの点数が低いから叱る親と一緒。だからのび太のママの叱り方は最悪のパターン。本当は子供には叱らずに、どこをどう間違えたのかをチェックし、間違えた箇所はどう書くべきだったのか本人の意見を聞きながら改善点を具体的に説明してあげるのがベストだと思う。
それからもう一つの若者の例について。不満であれば辞めるというその若者の理論の方が本来は正しいだろう。今の日本社会は雇用の流動性が低すぎる。そしてこの傾向は長くは続かないだろうと思う。だからその若者には経理部にいるメリット、会社を辞めるデメリットを客観的に説明し、それでも辞めるのであれば本人の意志を尊重させれば良いだろう。

It is a movie about Japanese NEETs. Interesting. I agree that recent young people are different from older people. However, I think these differences are not bad.