文明の利器

PC、PDAスマートフォンは確かに便利だけれども、そういった文明の利器に取り込まれて自分を見失っていないか?PCとは距離を置いた方が良いかもしれない。それらのPCがどんなに面白いもの、美しいものを見せてくれたとしてもそれで自分が成長するわけではない。
かつての自分はPCを「はてしない物語」のアウリンに似ていると感じていた。アウリンは、夢の世界で願いを何でも叶える代わりに、現実世界の記憶を一つ奪い去るものだ。この物語では、アウリンの多用により現実世界に戻る術を無くし夢の世界に取り残された廃人達が描かれていたが、それが現代で言うところのネット廃人に立場がよく似ているのだ。この物語が書かれた時代はインターネットなど存在しなかったのに、現代と同じ世界を描いた作者のミヒャエル・エンデは凄い。この人が書いた別の作品の「モモ」も現代に通じる課題が描かれてあり素晴らしいと思う。

PC, PDA Smartphone is convenient but we may miss ourselves in using them. We have to take care of ourselves not PCs.