小欲知足

I者氏が私があまりにストイックに生きすぎなのではと心配して欲に生きるのも悪くは無いぞと書いてくれている。有り難いことであるが、なんだかんだ言ってワシは勉強や仕事だけの人生は送っていないので大丈夫。この2ヶ月だけでもインドやシンガポールに旅行したり合コンしたり、踊り仲間やサークル仲間で飲み会したりとそれなりに派手なイベントに巻き込まれているので、そんなにワシの生き方について心配することは無いと思う。
ワシが良く言う感情に流されない、欲を断って生きるというのは理想の境地だけれども、人は人である限り感情や欲を切り捨てることが出来ない。だから小欲知足な生き方が現実的な終着点になるだろう。美味しい食べ物屋にたまに行って楽しむのはまだ小欲の範囲だし、他人に迷惑を掛けていないのならばノープロブレムだと思う。
それから私の哲学はオリジナルではなく、仏教哲学をベースにしている。何かをしたいという感情=欲は肥大化するものである。だから欲をいくら追求しても、欲が満たされない苦しみからは逃れられないというのが仏教哲学の根底に流れる思想だ。だからワシは幸せに生きるためにも感情や欲に捕われない生き方を志向したい。

There is no worry about me. I'm enjoying my life now.