J'ai faim, j'ai froid (1984)

そういえば映像芸術論の中で「腹へった寒い」という映画を見せられたなと思い、試しに検索してみたら引っかかった。昔の記憶がすぐに目の前に出てくることに驚きだ。また18年前の記憶が今も出てくる自分自身にも驚きだ。そうそう、これ10分くらいの短編映画だったのだよな。これはポスト・ヌーヴェルバーグに当たる映画と聞いたと思った。当時ヌーヴェルヴァーグという言葉がよく出てきて??と思ったのだけれども、WikiPediaで検索したら、1950年〜1960年代のフランスの新しい映画運動のことだったのか。当時はヌーヴェルバーグの意味はどこにも無かったので、フランス映画の特定の時代の小作品のことをいうのかと誤解していた。今だったらネットでいくらでも知識が補完出来るのでとても便利だと思う。
この映画の感想。この映画、2人の女性が繰り返し、"腹へった、寒い"を繰り返すのだが、これは三月のライオンのアイスとは違う、ホンマに飢えているんだからしょうがないよなと思う。ラストでは彼女等は食べる為に娼婦になるんだろうなという予感がする。純粋な少女達に対する社会の残酷さを感じる。

I finished watching "J'ai faim, j'ai froid (I'm Hungry. I'm Cold)" (1984). It was a movie I watched in the "Movies and Arts" class.