申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
- 作者: カレン・フェラン,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: 単行本
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元コンサルの方が書いた、コンサルの過ちの本。まだ読んでないけど興味深いのでメモ。後で読む。
私は戦略コンサルという職業を嫌悪している。うちの会社がボロボロになったのは戦略コンサルの無責任な提案と、それに乗せられた自分でものを考えられない経営陣のせいだと考えている。以下はこの本についての現役の戦略コンサルタントの書評らしいが、この根拠の無い主観や、相手の負の感情をあおるコメントを見てやはり戦略コンサルのいうことは信じるべきではないとしみじみ思うわ。
某戦略コンサルティングファームに勤務してるものですが・・・ まあ、中途半端に優秀で入社はしたものの、マッキンゼー等の戦略系では通用せずに会計系のファームに転職し、 そこでもバリューを出せずに恨みつらみを持って最終的には退職せざるを得なかったという人の典型的なモノの言い方ですね。 この本を読んで「やっぱり」と思った人ほど、典型的にコンサルタントにだまされるタイプです。 中途半端なレベルにしか上がれなかったダメコンサルタントの主張を、事実確認もせずに盲信してしまっている、ということですからね。 でもねえ、気持ちはわかるんですよね。 コンサルティングファームでパートナークラスにでも昇進すれば、 軽井沢と葉山の別荘、毎日の様な高級レストランでの食事、好みのタイプで週別にそろえた愛人、 そして何より顧客からの「おお、なるほどですね!」という感嘆の声が全部手に入るわけで、 これはそばで見た人であればあるほど、羨ましくなるんですよね。 でもこれはミュージシャンなんかと同じなんです。才能のある人には手に入るし、ない人には手に入らない。 著者はただ単に才能がなかった、というだけで、顧客企業に迷惑をかけたのも単に著者個人の問題でしょう。 この本を出すことで、昔の仲間は全部敵に回る一方、入る印税はせいぜいコンサルファーム・マネジャーくらすの月給くらいのものでしょう。 著者に、この先、いったい自分の人生をどういう風にしていきたいの?と問いたい。 読んでいて痛々しい。
The book looks interesting. I'll check it.