騙された

寒い夜だ。家に帰る途中、誰もいないはずの公園に若い女性が一人佇んでいた。
歩いているとその女性がワシの背後から近付き声を掛けた。
「すみませーん」
道にでも迷ったのだろうか?

振り向いて話を聞き始めたところ、前口上が始まった。しまった、勧誘か。風俗関係かなんかだったら即効引き離そうかと思ったが、彼女は首から何か許可を貰ってる旨のカードを取り出し、決して怪しいものではない、障害者や養護施設の寄付の為にモノを買ってほしいとおっしゃる。しかしこんな誰もいない夜道で若い女性が男性に話しかけるものかよ、、と思ったが、その女性の必死そうな様子を見ると嘘でないかもしれないなと思い、買ってみることにした。本当に福祉に使われるのなら良いことだし。
その女性は買ってくれることが分かると非常に喜んで下さった。2000円でフキンを買ってしまった。。
しかしボランティア団体のパンフやら貰ったけど、こういう寄付の仕事は割りにあわないし人からは嫌がられるし同業のフリして金を集める悪い業者もいるから大変だよな。あの女性もボランティアなのだろう。
……
と思ったが、誰もいないところにどうして市が許可を出すのだろう?と不審な点もあったので、念のため2ch関連のキーワードを含めて検索したら、まさに怪しい団体だった。。ヤラレタ。

福祉活動を名目に、ハンカチ、靴下、化学雑巾、手芸品などの訪問販売を行っている。2,000円で販売されていることが多く、また特定商取引法により3,000円未満のものはクーリングオフができないため、トラブルの原因となっている。集められた資金はほとんどが「統一教会」(統一協会)の活動資金になっていると言われる。雑誌「あゆみ」を発行。
 1、野の花会
  福祉施設への寄付や慰問のための募金集めを名目に、ハンカチや靴下、手芸品などを売っています。
 発行紙「あゆみ」や会員証を見せて信用させようとします。
 この活動は、主に学生会員(原理研)がやっています。
 この訪問活動にも、トークマニュアルがあります。

On the way to my home, I was called by the young woman and asked to by a kitchen cloth for welfare. She said the money would be used for orphan children and handicapped members. I was impressed by her saying and bought the kitchen cloth.
But after that, I searched on the internet and found that I was taken in.
The community was not a charitable foundation but a religious communiion.