舞踊記事と舞踊評論家

日経の夕刊は舞踊関係の記事が多い。この2週間の新聞記事を整理していたところ以下の記事を見つけた。

  • 6/19(Tue): ミラノ・スカラ座バレエ団「ドン・キホーテ」(評: 長野 由紀)…上野水香とサラファーノフ、ホセ・カレーニョとタマラ・ロホの舞台。スカラ座への評価が厳しい。スッスーからのプリエで重心が落ちるなど技術に改善すべき点があったと指摘していた。
  • 7/2(Mon): 欧州の2バレリーナ引退へ (評: 長野 由紀)…ダーシー・バッセルとアレッサンドラ・フェリの2人の引退に伴い2人の生き方について紹介していた。偉大なダンサーには天涯孤独のイメージも強いが2人とも結婚して幸福な家庭を築き、それぞれ2人の娘があるとのこと。
  • 7/5(Thu): トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団 (評: 鈴木 晶)…男性バレリーナだけのバレエ団。ダンサー達の技術水準は非常に高い。ダンサーたちのひたむきな姿勢からバレエへの深い愛情を感じる。彼らはバレエを茶化すことによって礼讚しているという評価

読んでいて面白い。しかし評論家というのはどういう人達がなるのだろう?気になり調べてみた。

  • 長野由紀氏: 新聞記事に顔写真が載っていたが、バレリーナでは!?と思うようなスレンダーな方であった。経歴を調べると、バレエ団の経歴は無いようである。しかしスカラ座の批評見るにこの方はきっとバレエやってるだろうと思う。(参考URL)
  • 鈴木晶氏: 舞踊論で有名な大学教授の方だ。Webサイトも立ち上げておられる。現Kバレエプリンシパル康村和恵さんと並んで写真撮ってる。羨ましいぞ!(Sho's Bar)

経歴を見るに、2人ともやはり舞踊の研究の道を進まれた方である。単なるファンというだけでは評論家にはなれないのね。

In Nikkei Shimbun,I often see the article about the criticism of ballet performances. These article are interesting. And I wonder how the author of the articles became critics. I searched on the web and found their profile. From their profile, both of them are researchers of dancing. We may not be critics without the career of research.