ある男の堕落

先週末に青空文庫にて伊藤野枝の「ある男の堕落」を読んだ。純朴な鍛治職人だった男が共産主義の活動を始め、無知な自分でも他人を説き伏せる事が出来ると分かった途端に態度が横柄になり、他人を見下すようになったという話。ここで言う「堕落」というのは第三者の視点から見たものであり、至って本人は堕落したと感じてはいないという点が興味深い。
しかしこのような人間は今の世の中に多いと思われる。自分が他人より優位であると認識した途端にその相手に対して横柄な、見下した態度に変貌する輩は老若男女問わずどこにでもいるだろう。
そんな中で最低限心掛けていくべき事は、自分がそういう人間にならないことだろう。立場の弱い人を見下さず、尊重して接していける人間になりたい。

I had read a book name a "A corrupt man". A man who was innocent was turned into arrogant and greedy because he understood that he is sperior than others. There are many person who tend to have such a behavior. I don't want to do such a man.