出張15日目

朝、Guest HouseのShuttleの中で黒人のご婦人と相乗りになった。はるばるNew Yorkからこの大学に通っている娘さんに会いに来たとのこと。今日は娘さんがバスケットの試合に出られるそうだ。こちらは暖かく緑にあふれているけど向こうは吹雪で5時間も飛行機が遅れたよとのこと。Shuttleの運転手によると、週末は学生に会いに来る親御さんでGuest Houseは一杯になるとのこと。親御さんもこんな高い私大の学費を払うのは大変だろうな。ちなみに先のご婦人はあまり裕福そうな感じではなくその辺にいそうな普通のおばちゃんだった。娘さんをこの大学に入れるのに苦労されただろうな。
San Franciscoは小雨。今日はJapan Townに向かおうと歩いていったが、踊りのレッスンの時間に間に合わなくなりそうだったので途中で断念した。思ったより遠かった…。まぁ行っても紀伊国屋くらいしか行くところ無さそうなので無理して行かなくても良いか。
Japan Townからの帰途はMuniバスに乗った。Muniバスは2車両が一つに繋がっていて長い。空いていたので後ろの方の座席に座っていたら、すぐそばの出口からどやどやとチンピラっぽい黒人の少年達が5,6人程入ってきた。こいつら無賃乗車ではないか。やつらは私のすぐそばに座って雑談を始めた。俺さ、スゲー武器を手に入れたんだぜとか話している。会話にやたらにFuck,Shit,Killとかいう単語が入っている。Japan Townの南は貧民街で危険と聞いていたが話の通りだったようだ。アメリカで公立の学校に入ったらこういう奴らと付き合わなくちゃいけないのか。人生崩壊だな。こういつらアメリカから出ないで欲しいな。
Muniバスは駄目だな。たまたまそばに座ったのがこういう奴らだったというのもあるかもしれないが、次の停留所が何かという案内が全く無い。とりあえず来た道だったので大体あたりをつけて下りることが出来たけど、初めての場所だったら下りる停留所を間違えそうだ。
San Franciscoからの帰り、Caltrainが突然止まった。最大で45分遅れるとか言ってる…、何が起きたのか聞き取れなかったのでホームの車掌のところへ行ったら沢山の人が群がっていた。「自殺かどうかは私も分からないけど…」と話している。別の車両で誰かが事故にあったらしい。El Caminoを走る319番のバスが5:25に来るからPalo Alto方面に行く人はそれに乗ってくれと言っているが、乗り間違えると悲惨な事になるので事後処理が終わるまでCaltrainで待った方が良さそうだな。
どのみち無料シャトルの時間には間に合わないのでGuest Houseにシャトルのキャンセルの旨を電話。今日もタクシーか…。遅れると分かっているのならもう少しSan Franciscoでのんびりするべきだった…。
45分程経ってから車内放送で、「この電車はSan Jose直通になるのでSan Jose以外に行きたい人は降りて次のCaltrainに乗ってください」と言われ、車両から降りざるを得ない状況になった。
10分程待つと次のCaltrainが来た。結局一時間の遅れか…。
帰りはタクシー。今日の運転手はかっととばしてくれてすぐ着いた。今日は14ドル+チップが1ドル。信号待ちに引っかかるかそうではないかで2ドルくらい価格が変わる。