英語公用語化

先日から色々盛り上がっているようだが、想像以上に社内の英語公用語化に対する反対意見が多いことに驚いている。私は社内英語公用語化に賛成で某ブログの掲示板の議論にも参加していたけど、どちらかというと反対派の書き込みの方が多かったように思う。
しかしどうも反対派の人たちは考え方が偏っている。まず、「英語をいくら勉強しても議論でネイティブにはかなわない、だから英語は勉強しても意味が無い」というようにAll or Nothingでものを考える傾向にある。それから反対派は賛成派の意見をミスリードしている。賛成派は、日本人同士のコミュニケーションを英語にしろとは言ってない。社内の日本語の使用禁止とも言っていない。それからグローバル展開していない会社も英語を公用語化しろとも言っていない。あと英語公用語化は英語化とは違う。それなの反対派は、賛成派が全ての日本の全企業の使用言語を英語化しようとしているということを前提に反対しているように見える。
反対派が反対する理由は主に二つあると思う。一つ目は「語学の勉強をしたくないから。」日本語だけでいままでうまくいっているのにどうして手間隙掛けて英語の勉強をしなくちゃいけないの?今までのままでいいじゃん。という層。今まではうまくいっていただろうが後10,20年後もそう言えるのかが正直疑問なのだが…。そして二つ目は「周りが英語が出来るようになると自分の権益が失われるから。」自分だけが英語が使えることで権益を得ている層にとっては周りは出来るだけ英語が出来ない方が良い訳である。そしてその権益を悪用することも出来るのだ。英語を使える自分が「海外の○○さんが××といっていた」と言っても、周りは英語を使えないとその真否を確認出来ず、信じるしかないという状況に陥ってしまう。Gizmode Japanの湯木進悟がその良い例だろう。元記事に自分の感想文を勝手につけたトンデモ記事を書いている人だが、英語を知らない人にとってはそれが元記事の翻訳だと信じるしかない。以下の記事が参考になる。

最近だとドクター中松の「金剛大阿闍梨」が捏造だった件がある。これは英語ではないが、これも日本の民衆、チベット層がチベット語、日本語を知らないことをいいことに民衆、チベット層をだました悪質な手口だろう。

全ての日本人が善良とは決して思ってはいけない。こちらの無知、無警戒をいいことに不正な権益を得ようとする悪い日本人は多くいるのだ。悪い日本人と友達になるよりは良い外国人と友達になったほうが絶対良いと思わないか?英語が使えるようになれば悪い日本人による不正な英語翻訳の情報を排除することが出来るし、良い外国人と人脈を築くことも出来る。
人生において選択肢は多ければ多いほうが良い。日本だけでなく海外の文化という選択肢もあっていい。海外に出てみれば海外の文化圏の良さを知ることが出来るし、日本の良さを再認識することも出来るだろう。

You shouldn't believe all Japanese are innocent. There are malicious Japanese who try to deceive you. I strongly recommend learning English and having innocent English friends and finish the relationship with malicious Japanese friends.