"海外に出る"とは?

"海外に出る"ことをお勧めすると昨日書いたが、必要も無いのに無理して海外に行く必要は無いし、海外に行くのは金が掛かるという意見には非常に同意する。梅田望夫は学生時代に無理してでも海外留学しろとか言っているが、はっきり言ってこれは金持ちの言い分で普通の家庭は留学する金など用意出来ないと思う。奨学金が取れたり、会社がお金を出してくれるのなら話は別だけれども。
では"海外に出る"とはどういうことかということだが、今の時代はインターネットが発達しているので、別段物理的に海外に行かなくても仮想的に海外に出るということでいいじゃないかと思う。例えば以下でも十分でしょう。

ともかく日常生活の中にうまく英語を組み込むと生活が大分変わってくると思う。私の場合、ブログに英語サマリを挿入したり、twitterを英語で書いたり、Facebookで海外の人たちと交流したり、ハリポタ原書を読んだり、Skype英会話やったりPodcastシャドウイング日課にするなどしている。
何故そこまで英語を薦めるかというと、日本の将来に危機感を感じるからである。正直言って今の日本、特に労働環境は色々酷い。日本の職場は長時間労働を強いられ、賃金は年々下がり、正規雇用はますます減り、そのしわよせは若者に押し付けられる。今の中高年は昔の日本の体制のまま逃げ切れるかもしれないが、若い世代はもう逃げ切れない。日本という狭い家の中に閉じ込められるより、嫌になったら外の世界に出るための鍵を持っておくのが自分を守るためのセーフティーネットになるだろう。外の世界への鍵を持っておけば本当に困った時でもなんとかなる。国のためとか格好良いこと言う前に、まず自分のために英語を学ぶべきだと思う。

You don't have to go abroad physically. Today, there is already the internet. You can go and experience abroad virtually by using the resources. I think that working environment in Japan ill be more and more serious in the future. If you learn English, you will have an alternative choice other than bearing the torture from Japanese companies.