某日本人セミナー

シリコンバレーの日本人向けの某セミナーに参加。Ustreamで中継していたらしいので日本でも聞いた人がいるかもしれない。女性アルファブロガーのW氏がシリコンバレーのA社で働いている日本人エンジニアのKさんにインタビューしていくという形式で進められた。以下内容について簡単にメモ。
A社は日本みたいに技術外注などやらない、エンジニアが自分で作るから仕様書を書く必要が無い。作らない場合は自分で出来るだけ詳細なGUIの絵を描くが仕様書は書かない。日本ではものつくりが出来る人が低い位置にて可愛そうだと思う。私の場合はシリコンバレーに来たかった訳ではなく仕事の都合でこちらの方がFace to Faceでやりやすかっただけのこと。 日本人が海外に出たがらない理由は分かる。日本は過ごしやすいからね。どこにいて活動していいけど世界を見据えた活動しよう。日本の若者にシリコンバレーに来いとは言わない。来たければこればいい。日本でエンジニアリングが出来る人だったらシリコンバレーでもやっていける。後自分のやっていることを言葉で伝えるコミュニケーション能力はプログラムを組む以外にも必要だよとのこと。
正直大体想像通りのシリコンバレー像である。個人的にはシリコンバレーがエンジニアの理想郷とは今までこちらで活動してきた範囲では思えない(もちろん今の日本よりはマシだが)。積極的にシリコンバレーに来ることはお勧めせず、客観的なところから仕事について話すKさんの言われたことは信頼がおけると思う。

セミナーの後にWさんと話す機会があったが、この方は流石元コンサルなので話す事が過激である。今いる日本の会社はやめてこちらに就職しなさい、今の留学期間で就職活動をしましょう、5年以内に日本は滅亡します、私はその前に一人でも多くの日本人を滅亡から救うのが使命なのです。5年後あなたはきっと滅亡した日本で、あの時Wが言ったことは正しかった、会社を辞めればよかったと思うことでしょう、会社から借金してもいいから辞めてこっちで就職しなさい、人間4,5千万借金してはじめて一人前です、というようなことを言われたが…、あまり真面目に取らない方がいいだろうな。

It is a personal memo of yesterday's seminar.