29才でクビになる人、残る人

29歳でクビになる人、残る人 (PHP新書)

29歳でクビになる人、残る人 (PHP新書)

当初は、29才までにこれはやっておけということを語った指南書かと思っていたがそうではなく、対人コミュニケーションに関しての本であった。著者は営業畑の方で対人関係を悪くすることで退職に追い込まれる若者を(著者自身含め)たびたび見ており、いくら成績が良くても対人関係を悪くする人はクビになる。逆に成績が悪くても対人関係が良好な人は首にならないと主張されて、それぞれ具体例を挙げて説明してくれている。悪い例を見ると確かにこれは組織からすぐに排斥されそうな方々である。しかし悲しいかな悪い例に挙がっているような方々は身近な組織の中にも、しかも年上にもそれなりにいらっしゃる…。

This book describes a examples of good and bad human communications. It says that employees who can maintain good human relationship can stay in the company even if they doesn't do well in their project, otherwise, they will be fired. It should be right.