君の会社は五年後あるか?

2010年に働きがいのある会社として第一位に選ばれたワークスアプリケーションズのCEOが書いた本。タイトルを見て購入したが中身はワークスアプリケーションズの創設に関わる話で、タイトルの内容とは違うものの、いかにして人を惹きつける組織を作るかという話が実体験をもとに書かれており、起業を意識している人にとっては非常に参考になる良書だと思う。書かれている例をあげると、"良い人材は無名の会社には来ないので、使える学生をインターンシップで引き込もう。タダでは学生は来ないので日給一万円払って引き込もう。インターンシップ後にむりやり入社させると学生が警戒してしまうので、3年以内にいつでも入社出来る権限を与える形にしよう、入った後に転職しても、3年以内にいつでも戻ってこれる環境にしよう、人事評価は納得出来るものにするためにその人を良く知っている同僚に評価させよう"、というように良い人材を無理強いせずに会社に残す方策が色々語られており、非常に興味深い。女性の育休も子供が中学生になるまで休暇が取れるというのも驚きだった。
しかし社員にいたせりつくせりでどんどん人が増えているらしいけど、この会社って今はどうなのよ?と思って2chで調べてみると、やはり社員が増えたせいでひずみが出はじめているようだ。今後大企業と同じように間接業務の人材が事業の癌になりそうな雰囲気だな。

ワークスアプリケーションズ役員報酬3人7.59億】

713 :非決定性名無しさん:2011/05/11(水) 02:31:12.03
    まっきに憧れて入ったはいいもののまっきと絡むことなんてないわけで
    凡人上司とのフツーの仕事の中で病んでいく。あきらめてしまう
    半分くらいの人はバグつぶししか仕事させてもらえないしね
    理想と現実ってやつ 

This book is good for people who is considering about launching a new company.