私立文系学生の一日

慶応大学の男子学生の一日についての記事らしいが、見ていて何かイラっとするな。社会人でも無いくせに愛車のBMWを乗り回し、昼はサークル、夜は渋谷で遊ぶという生活らしい。恵まれていてうらやましいが、それは本人の実力ではないだろう。たまたま恵まれた環境を他人にひけらかすその態度が嫌らしい。
私の学生時代は、親に出来るだけ迷惑を掛けたくなかった。だから部屋は家賃19000円の安アパートだったし、生活費は半分くらい奨学金でまかなっていた。大学は週24コマ講義を受けていて朝9時から夜6時まで講義漬けの毎日だった。朝と夜は朽木メンバとつるんでたけど、空き時間は勉強していたし、初めてのパソコンもパーツを組んで自作した。そしてプログラムやLinuxなども独学で覚えたし、英語も海外に出る機会がなくともヒアリングマラソンのCDを買って勉強した。大学院を出た後は奨学金の返済が500万近い金額になったが、それも今年で完済する予定だ。正直これまで苦労も努力も人一倍してきたつもりだ。しかし何故かたまたま恵まれていただけの彼のようなタイプの方が今の世の中では評価されているようだ。
しかし彼のような若い時に恵まれていたタイプは中年になると今の多くのバブル世代のように、社会の荷物になる可能性が高いと思う。下のちきりん日記にもあるが、恵まれたステータスでなんとかなるのは20代までだ。30代からは自分の実力で判断されるようになる。彼のような他人とつるんで浪費と遊びしかしない奴がその時にどこまで世の中渡り歩けるか、興味深いところである。

私は彼のような人間は目指すべきではないと思う。皆が派手好きで、浪費家、遊び人になりたがる世の中より、皆が謙虚で勤勉であることを目指す世の中の方が長期的に見て絶対に良い世の中になるはずだ。

The above is an article about a day of rich student of Keio University. He has no salary but he has BMW and playing around until at night in Tokyo. I envy him but I also hate his luxury lifestyle.