これから必要とされる能力

以下に関して思ったことのメモ。

でも今はもう時代が違います。

強みは買ってこれたり、自分が不得意でも得意な会社に委託できたり、技術だって売ってもらえたり一緒に利用したり(勝手に使って訴えられたり)、共有&調達できるものになったんです。

上のエントリを読んで、『これからはエンジニアリングは不要でマネージメントが重要な時代になる』、と思うのは誤りだろう。寧ろ昔よりもエンジニアリングの重要性が増しているように感じるけどな。私が滞在していた時のシリコンバレーは深刻なエンジニア不足で、企業同士でエンジニアの取り合いをしていたし。それにセルフマネージメント出来るエンジニアが揃えば寧ろマネージャの方こそ不要になる。マネージメントするための判断材料となる情報はWebにいくらでも転がっているし、理解するのはそんなに苦ではない一方で、技術情報はWebに溢れていても基礎知識が無い人には理解出来ないしな。だからマネージャは将来的に重要性が希薄なポジションになる可能性が高い。マネージャで生き残るのは、マネージメント能力以外に、+α(技術力、営業力)の能力がある人だけだろう。以下の意見はもっともだと思う。

司法書士事務所でも、幹部会議やリーダー会議と称して、管理職を集めて一方的に所長が事務所の方針を伝えるだけの場を設定し、それでマネジメントができていると考えている事務所を多く見受けます。しかし、ただ告知するだけであれば、朝礼でも、メールでも、グループウェア掲示板でも可能でしょう。そんな会議は意味がありません。かえって、中間管理職を介することで、所長の意向や方針が組織の末端まで正確に伝わらないという弊害が起こります。
 また、所長が全体の仕事の指示を行い、割り当てられた分の作業をスタッフに振り分け、進捗度合いのみをチェックするだけの中間管理職も多く見られます。そんな「作業」は誰でもできます。極端な話、機械に代替させることだって可能でしょう。

This is the memo about the required skill for the future.