Kバレエ「ロミオとジュリエット」

修羅場と言いつつ東京文化会舘へKバレエのロミジュリを見に行ってきた。前の西島さんのNEO BALLETでKバレエのペアの踊りが凄かったのでいつか見にいきたいと思っていたのだ。ノートPC持参で開演まで近所の喫茶店で仕事をしてから会場に向かった。文化の日だけあって会場はほぼ満席であった。ロミオが熊川哲也、ジュリエットが康村和恵さんだったが、期待以上の出来だった。康村さんのジュリエットはむちゃくちゃ可愛らしい。動きに関しても文句の付けようがない。前読んだThe Shape of Loveでも書かれていたように、ロミジュリは愛情をどう表現するかが課題であるのだが、その課題は余裕でクリアしていたように思う。毒を飲んだ後の荒い息遣いが客席まで聞こえて来たのには驚いた。あの華奢な体であそこまで大きな表現をするのは凄い…。後熊川は健在だった。怪我からの復帰とは思えない安定感である。回転技は普通の動きに軽く2回転3回転を織り交ぜてくるのは凄いな。先日NEO-BALLETの西島さんの踊りを見たときはあまり男性らしい回転やジャンプがなく不満だったがさすが熊川は違う。妥協が無い。熊川以外の男性も皆良かった(というか橋本直樹、清水健太というそうそうたるメンバだし)ザンレールの着地のプリエがもの凄い柔らかいのに感心した。彼らのピルエットをみるに、私のピルエットは腕の巻き込みが足りないのと、やはりスポットの残しと返しだな。彼らはちゃんと首を残しているし、返しのスピードが早い。ともかく彼らのレベルの高さには驚きである。またいずれ見にいきたいな。

I went to see Romeo and Juliet by K-ballet. I really enjoyed watching them. I want to see them again!