日本のものつくり業界と企業体制

日本IT業界を中心とした、ものつくり業界の業績が年々落ち目になっているが、今の企業の体制だと仕方がない。実働メンバは仕様を書く人、ものを作る人が完全に独立しているために開発実数、人月コストが掛かりすぎているし、技術のある人が育たない。管理者層は社内にこもり内輪で議論ばかりして、実働メンバをそのミーティングに巻き込み貴重な時間が無駄に流される。こんな体制では日本のものつくりが世界のプレゼンスを回復するというのはあり得ないだろう。
将来的には実働メンバ、管理者層双方の大幅な体制変更が必要だと思う、実働メンバは仕様を書く人がものをつくることで技術外注費用、開発日数を削減する。管理者層は社内にこもるのではなく、営業部隊と連携して顧客や社外の有識者のところに赴き彼らと話しつつ仕事を取ってくることで次のものつくりのサイクルを回すというのが重要だろうと思う。
今のままいくと私も10年後位には年功序列で管理者層に組み込まれるかもしれない。実働メンバ、管理者層含めてあるべき形をもう少し詳細に定義して自分の中で実践していきたい。受身で周りに流される人生は絶対避けたい。

The main reason of the depression in IT companies in Japan is the structure in the company. In Japan, the member who define the spec and the member who implement the code is completely separated and managers only discussing with their colleagues in Japan. There will be no future if they continues their way.