Ph.D Defense

某学生のPh.D Defense(博士号の最終口頭試問)の発表を聴いてきたが、正直微妙だった…。前半はイラン人学生、後半は私の成果をベースに発表していたけど、あれだと彼自身が何をやったのかさっぱりわからない。彼がやっていたことはゼロでは無いのだからそれをもう少しアピールすべきだったように思うのだが。しかし彼のプレゼン力は私と会ったばかりの2年前の頃はもっとまともだったはずなのだが…、何が彼の成長を止めてしまったのだろうか。
しかしこんな発表でも博士号が取れてしまうのだろうな…。教授陣もアカハラで訴えられるリスクがあるので余程の問題が無い限りこの段階では落とせないらしいからな。以下のページを見ると最近は日本だけでなく世界全体で博士号の価値が下がっているらしいが、実際彼のようなサボり癖がついたPh.Dの学生を見てしまうとまぁそうだろうなと納得してしまう。

I went to see Ph.D Defense of the student in our lab. Ph.D is not an end but just a starting point. I hope he will become diligent person after graduating.