勿体無い

以下の文章を読んで違和感を覚えた。

こういう「本当の自分探し」は別に大学辞めなくても出来たはずなのに。20代頭だったらまだ他人の指示を仰ぐ人生で正解だったのに。シリコンバレー行きのビザが欲しいのなら修士卒の方が優位だったのに…。

しかし、もう一度読み直してみてください。

これが本当に正しい生き方なのでしょうか。

僕は「優等生」として生きてきました。

与えられた試験に合格して、先生に気に入られるための人格を作ってきたのです。

大学の授業はそれで正解だったのだ。ただ自分の考えをしっかりと持ち大学の授業以外にも自分で本当にやりたいことのテーマを決めて空き時間に自分で勉強すれば良かったのだ。
私は大学時代は化学系だったけど、途中でコンピュータに目覚めた私は就職は絶対にIT系企業にしたいと思い、授業以外の時間も資料館で自習したり大学の情報処理センターの図書館に通いつめてLinux, ネットワーク管理、C/C++, Java,Win32, MFC, Xlib, Athena Widgetの勉強やらやっていた。最終的にXlib/Win32向けの自作3Dグラフィックライブラリをスクラッチから開発して、就職活動ではそのライブラリで作った自作3Dプログラムでプレゼンして念願のIT企業である今の会社に採用された思い出がある。当時の本業の化学の研究も一通り進めて修士論文まで出した。専攻が違っていても自分の空き時間をうまく活用すれば自分の好きなことが進められたのに。どうしてこの人は大学を辞めてしまったのだ…。

I don't know why the person on the above link quit his graduate school? He should have studied during his free time if he has a wish other than his current work.